自動運転車の開発には、トヨタやホンダなどの自動車会社以外にも多くのIT企業なども参加しており、自動車業界に大きな変化が起ころうとしています。

自動運転技術へどう対応するかで、命運が別れることになるでしょう。

トヨタやテスラなどの自動車業界の主要メーカーがどういう対応をしているか、どれくらい開発するかをまとめました。

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トヨタ(TOYOTA)

トヨタは、「交通事故死傷者ゼロ」への貢献と、高齢者や体の不自由な方も含めら全ての人あ¥が自由に移動てできる手段を提供するために、1990年代から自動運転技術の研究開発に取り組んでいます。

2020年頃に高速道路での自動運転、2020年代前半(2023年という噂)には一般道路での自動運転を目指すと発表しています。

特徴

  1. 自動車メーカー販売台数ランキング1位
  2. 新会社を設立し、AIの開発に巨額の投資
  3. NVIDIAと提携

1. 自動車メーカー販売台数ランキング1位

トヨタの車は日本のみならず、世界でも大きな人気・ブランド力があります。

やはり今でも日本車の信頼性は高いわけですが、自動運転車には今まで以上に自分の命を預けることになります。

今後、テスラを筆頭に様々な企業が台頭してくるはずですが、トヨタのブランド力は大きな強みになります。

2. 新会社を設立し、AIの開発に巨額の投資

トヨタは2016年1月に、AI(人工知能)の研究・開発の拠点となる新会社『TOYOTA RESERCH INSTITUTE,INC.(TRI)』をアメリカのシリコンバレーに設立しています。

この新会社はには、5年で10億ドル(約1000億円)という巨額の資金が投入されます。

トヨタの自動運転技術に対する本気が伺えます。

3. NVIDIAと提携

当初は東芝やグループ会社のデンソーなどの日本企業と連携して、AI技術の開発を進めていましたが、2017年5月に米NVIDIAと連携してAI開発を進めることを発表しました。

AI技術の進歩は早く、スピード勝負が苦手な日本企業だけと連携していると、海外の企業に遅れを取る可能性は非常に高いです。

もちろん日本企業との連携もやめたわけではありませんし、他にも米Intel(インテル)社との提携も視野に入れていると言われており、これもまたトヨタが自動運転技術を重要視していることの証明となるのではないでしょうか。

トヨタの自動運転車の最新情報まとめ!新型レクサスは自動運転?

日産(NISSAN)

日本でいち早く、部分的な自動運転を実装した日産。

特徴

  1. 自動運転技術「プロパイロット」

1. 自動運転技術「プロパイロット」

現状の「プロパイロット」は、あくまで運転をサポートする機能です。

具体的には、前を走行している車との車間距離を把握して、ドライバーが指定した速度で前進・停車を自動で行ってくれます。

主に高速道路での使用を前提としおり、歩行者がいるような場所や雨や雪などの悪天候時は使えません。

現在実装されている「プロパイロット」は、技術的には自動運転にはまだまだ遠いですが、日産は2018年を目標に高速道路での複数車線の自動運転、2020年には市街地での交差点での自動運転実現を可能とすることを目標としています。

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ホンダ(HONDA)

2016年6月には栃木県んい自動運転用のテストコースを建設したホンダ。

アメリカでも実験車両を走らせています。

ですが、実際に自動運転を実装した自動車の販売には慎重な姿勢を見せています。

特徴

  1. 自動運転技術には慎重な姿勢?
  2. 運転サポート技術「Honda SENSING」

1. 自動運転技術には慎重な姿勢?

ホンダは、2020年に部分的な自動運転技術を目標としています。

大手自動車メーカーの中では比較的遅い目標といえます。

ホンダは安全運転のための自動運転技術という姿勢を崩していません。

そのため、「自動運転技術の実装も急がず慎重に」という姿勢なのかもしれません。

2. 運転サポート技術「Honda SENSING」

衝突を予測してブレーキをかけたり、前の車との車間距離を調節してくれたり、車線維持をしてくれたり、運転のサポートをしてくれる「Honda SENSING」。

この機能も日産の「プロパイロット」と同様に、部分的な自動運転技術といえます。

自動運転技術には慎重な姿勢ですが、必ずしも開発に力を入れていないわけではありません。

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テスラ

急成長を続ける「テスラ」は、シリコンバレーを拠点に電気自動車の開発・製造・販売を行なっている会社。

EV(電気自動車)以外にも蓄電池の販売などによる事業拡大に伴い、2017年2月に社名を「テスラ・モーターズ」から「テスラ」に変更しています。

これはかつて「アップル」が、「アップル・コンピュータ」という社名を「アップル」に変えたのと同じです。

テスラの社長であるイーロン・マスクは世界最高の起業家とも言われている人物。

特に新しい技術を取り入れるスピードにおいては、歴史の古い自動車メーカーと比べると群を抜いています。

特徴

  1. イノベーター層からの圧倒的な人気
  2. 「モデルS」のオートパイロットで死亡事故
  3. 「モデル3」以降のテスラ車をアップデートでレベル4の完全自動運転を実現予定

1. イノベーター層からの圧倒的な人気

イーロン・マスクのカリスマ性も相まって、テスラの車はイノベーター層に非常に人気です。

これは、初期のシェア争いでは非常に有利に働くはずです。

電気自動車の普及とともにシェアを大きく伸ばしたように、自動運転車の普及とともも大きくシェアを延ばす可能性があります。

2017年には、「価値がある自動車ブランド」で初のトップ10入りを果たしています。

2. 「モデルS」のオートパイロットで死亡事故

2016年5月にフロリダで、部分的な自動運転を実装しているテスラの「モデルS」が自動運転での走行中に大型トレーラーに衝突してのドライバーが死亡する事故が起きました。

ですが、テスラは「自動運転機能に欠陥はなかった」との調査結果を発表し、アメリカの交通安全局も欠陥はなかったと公表しています。

事故が起きた理由は、光が強すぎてカメラがトレーラーを認識できなかったため。

ただ、仮に人間が運転していても事故を防ぐのは非常に難しかったことと、ドライバーが37分間の走行中に30秒ほどしか自力走行していなかったことも併せて発表されています。

自動運転の事故の関係は、普及とともにさらにクローズアップされていくようになるのではないでしょうか。

3. 「モデル3」以降のテスラ車をアップデートでレベル4の完全自動運転を実現予定

これまでも、すでに発売済み「モデルS」などに、アップデートで部分的な自動運転技術を採用してきたテスラですが、2017年に発売予定の「モデル3」も含め、今後に発売されるテスラの電気自動車すべてに、アップデートで完全自動運転技術の実現を可能にするハードウェアを搭載すると発表しています。

あまりにも速いスピード感です。

今後、想定通りにアップデートが進んでいくことを期待します。

テスラの自動運転車の最新情報まとめ!アップデートで完全自動運転に?

まとめ

以上、自動車メーカーの自動運転技術への取り組みをまとめました。

GoogleやAppleなどのIT企業を中心としたAI開発競争は別記事でまとめていますので、そちらを参考にしてください。

自動運転車の関連企業・サービスまとめ【AI・人工知能部門】