ドイツの高級自動車&バイクメーカー、BMW(ビーエム ダブリュー)。

BMWの自動運転車への取り組みについて、実用化の時期、現状の対応状況、開発状況などをまとめました。

SPONSORED LINK

BMWの自動車での実用化はいつ頃になる?

2011年にはすでに高速道路での実証実験を行っていたBMWの自動運転化計画は野心的です。

BMWのロードマップでは、2021年にレベル5の完全自動運転車『iNext』を実用化する計画を立てています。

多くの自動車メーカーが2020年台にはレベル4か5の完全自動運転を実用化しようとしています(レベル4以降はドライバーレスが認められる)が、21年というのは野心的なスピードといえます。

現状発売されているBMW車にはレベル2の自動運転システムが搭載されていますが、レベル3(条件付自動運転)の搭載は近いとされています。(現在の市販車でレベル3を搭載しているのはAudiの新型『A8』のみ)

2017年中に公道でレベル3以上の走行テストを実施

2017年より、公道でのレベル3以上の自動運転の実証実験を開始予定です。

レベル3からは、運転者が完全にハンドルを離すことが認められます。

いつでも運転に戻れる体制を維持してさえ入れば、テレビや映画を見たり、よそ見をしたりするのが許されるのがレベル3です。

おそらく、技術的にはレベル3はかなり実用化に近いレベルにいっていることが予想されるので、レベル4やレベル5の実証実験が行われるのもそう遠くないと思われます。

運転支援システム『ドライビング・アシスト・プラス』の実力は?

『ドライビング・アシスト・プラス』は、BMW車(5シリーズ、7シリーズ)に搭載されている部分自動運転システムです。

自動運転レベルとしては、レベル0〜5のうちレベル2になります。

主な機能としてはこちら。

  • 高速走行時に車線の中央付近へのサポート(車線維持)
  • 自動での車線変更
  • 渋滞時の先行者追従走行
  • 衝突回避・被害軽減のための自動ブレーキ

現時点では、特に他社よりも優れた自動運転技術を有しているわけではありません。(日産『プロパイロット』やテスラ『オートパイロット』と同レベル)

2021年に完全自動運転の実用化という目標を達成できるのかどうに注目です。

BMWの自動運転技術の開発状況

BMWの自動運転技術の開発状況をまとめました。

ドリフトも可能なBMWの自動運転

2014年の時点で、自動運転でのドリフトを実現させています。

普段の運転でドリフトを使う機会は滅多にありませんが、ドローンレースが人気を得てきていますし、ロボットカーレースも正式なモータースポーツとして人気が出るかもしれませんね。

人間では不可能な動きも可能ですから。

インテルやBMWの主導で自動運転車開発連合を発足

2017年に、インテルやBMWの主導で、自動運転車開発連合が発足されています。

この連合に現在参加を発表しているのは伊フィアット、独コンチネンタル、米デルファイ、モービルアイ(イスラエル)など。

今後も参加企業を増える可能性もあります。

連合には部品メーカーも多いので、BMWとしてはこの連合を活かせるかどうかが他社に先手を打つ上で非常に重要になります。

特に、自動運転技術の肝となる半導体において、インテルと組むか、Nvidiaと組む(トヨタなど)かは大きな分かれ目となるかもしれません。

まとめ

以上、BMWの自動運転車への取り組みについて、実用化の時期、現状の対応状況、開発状況などをまとめました。

今後、BMWが自動運転技術の実用化に向けてどのような対応していくのか楽しみです!