『三菱自動車』は日産・ルノーの傘下となって自動運転技術もまだ未知数ですが、『三菱電機』の方は自動運転への取り組みを強めています。

日本政府は2025年までの完全自動運転車実用化を目指し、三菱電機も政府と連携して開発を進めます。

三菱電機の自動運転車への取り組みについて、実用化の時期、現状の対応状況、開発状況などをまとめました。

SPONSORED LINK

三菱電機の自動運転の強みとは?

三菱自動車は日産参加となっているので、三菱電機は自動車メーカー向けの自動運転システム開発に力を入れています。

本格的な開発を始めたのは2014年頃ですが、すでに車線維持や自動ブレーキなどの安全システムを自動車メーカーから受注しています。

すでにテストコースなどで自動運転の走行実験をこなっており、2020年には高度な自動運転システムを自動車メーカーに納入していく予定です。

日産の自動運転の最新情報まとめ!プロパイロットのこれから

三菱の自動運転開発が早いわけ

自動運転にはあらゆる産業の技術を集結されています。

なので、様々な産業部門の事業を抱える三菱は、部門間の連携ができるのが大きな強みになっています。

自動運転に必要な技術自体がすでに社内にあるため、それらを組み合わせることで早いスピードでの開発を可能にしたのです。

特に航空・宇宙分野の技術はが役に立つはずですが、開発にかけられるコストは自動車の方が圧倒的に少ないので、いかにコストを下げて開発できるかというのが課題となるはずです。

また、開発が早いといっても、10年以上前から安全システム /自動運転に取り組んでいる自動車メーカーに比べるとそもそも開発を始めた時期が遅いので、追いつく必要がありますね。

人工衛星自体を打ち上げられるのが三菱の強み

三菱電機のその他の強みは、自動運転の基盤となるシステムを保有していることです。

自動運転に重要な技術として高精度地図データなどがあり、パイオニアなどは地図ビジネスの事業化に力を入れていますが、三菱はその地図データを取得するための人工衛星を打ち上げる企業です

2017年には政府と共同で新しい人工衛星を打ち上げ、2018年中にはサービス開始予定です。

特に、海外のGPSはメートル単位での位置取得が一般的なのに対し、三菱製のGPSはセンチメートル単位での位置把握が可能です。

インフラそのものを保有できるというのは、三菱の強みといえます。

三菱電機の自動運転技術の開発状況

三菱電気の自動運転技術の開発状況をまとめました。

自動運転向け3D地図データ会社『ダイナミックマップ基盤企画』に出資

2017年6月に三菱電機は、ゼンリンや官民出資の産業革新機構などを合わせた7社で、自動運転向け3D地図データ会社『ダイナミックマップ基盤』に出資し、地図データの整備なを支援しています。

2018年までに国内の高速道路を地図データを整備し、海外地図メーカーや自動車メーカとの協議を開始します。

第1弾として、ドイツのデジタル地図会社『ヒア(HERE)』との協議で合意しています。

『ヒア』は、自動運転向け技術の開発に力を入れてている『パイオニア』とも提携していますね。

パイオニアの自動運転の最新情報まとめ!今は自動車部品メーカーに?

車両間協調により資格をカバーする自動運転システム技術を開発

完全自動車では死角は基本的にはないですが、人間の目には死角があります。

死角によって起きる事故といえば、右折での二輪車巻き込み事故ですね。

死角による事故を起こさないために、他車と情報を共有して1台の自動車で起きてしまう死角を複数車両でカバーする自動運転システム技術を三菱は開発し、2021年度の事業化を目指しています。

自動運転が実用化しても、すぐに完全自動運転車に普及していくのには時間がかかる可能性がありますからね。

まとめ

以上、三菱電機の自動運転車への取り組みについて、実用化の時期、現状の対応状況、開発状況などをまとめました。

今後三菱電機が自動運転技術の実用化に向けてどのような対応していくのか楽しみです!