ドイツの大手自動車部品メーカー『ロバート・ボッシュ(Robert Bosch)』。

自動運転技術において、非常に存在感が強い企業です。

ボッシュの自動運転車への取り組みについて、実用化の時期、現状の対応状況、開発状況などをまとめました。

デンソーやコンチネンタルとシェア争いを繰り広げる『ボッシュ』

自動運転技術の開発において世界をリードしている自動車メーカーは、ボッシュ、デンソー、コンチネンタルの3つです。

特に、自動運転技術には欠かせないレーダーや画像認識センサーの分野で激しいシェア争いが行われています。

ボッシュが先行しているのは、車両と周辺にある物体にある距離を測る『LiDAR』という技術で、すでに量産化に向けて動いています

コンチネンタルなどは2020年頃に『LiDAR』を実用化すると言われているので、他社にライバル社に先手を打つことになります。

テスラ『オートパイロット』にボッシュのレーダーが使用

ボッシュのレーダーやセンサーはすでにテスラの自動運転技術『オートパイロット』にも利用されていて、新型『モデルS』、『モデル3』などに搭載されています。

テスラの新型『モデル3』には、将来的なアップデートで完全自動運転が搭載されます。

つまり、ハードウェア的には完全自動運転が可能なレベルになっているということです。

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ボッシュの自動運転技術の開発状況

ボッシュの自動運転技術の開発状況をまとめました。

ボッシュは自動運転の実用化はいつ頃と考えている?

ボッシュのロードマップでは、2020年を目処に高速道路での自動走行の実用化を経て、2025年以降にレベル5の完全自動運転が実現すると考えています。

ただこれは保守的なロードマップなので、実際にはもっと早く、2020年代初頭の完全自動運転の実用化を目標にしています。

自動運転技術の開発に最大約10億ユーロの投資

2017年6月に、自動運転技術の開発に約10億ユーロ(役1250億円)の投資をすると発表しています。

この金額の投資はボッシュの130年の歴史で最大の投資額になります。

この投資は、主に自動運転用のAI(人工知能)開発に当てられます。

ボッシュにとって、日本も重要な拠点に

ボッシュは現在ドイツ、アメリカ、日本の3拠点で自動運転の開発を行って、2015年より日本の公道でも自動運転の走行実験を行っています。

その他、システム開発などでも日本は重要な拠点となっていて、今後国産メーカーとの連携も増えるのではないでしょうか。

ダイムラー(メルセデス・ベンツ)と自動運転技術の開発で提携

2017年4月に、メルセデス・ベンツを傘下に持つドイツのダイムラー社と、レベル5の完全自動運転車の開発に向けて提携することを発表しています。

自動運転のためのAIやソフトウェア、アルゴリズムを共同開発する予定で、ダイムラーは2020年に初めには完全自動運転車の実用化を目指しています。

遅くとも2018年には、試験走行を開始する予定です。

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まとめ

以上、ボッシュの自動運転車への取り組みについて、実用化の時期、現状の対応状況、開発状況などをまとめました。

今後、ロバート・ボッシュが自動運転技術の実用化に向けてどのような対応していくのか楽しみです!