ここ数年、自動運転技術が非常に注目されています。

自動運転にはどんなメリットがあるのかを改めてまとめましたので、参考にしてください。

自動運転のメリット15選

自動運転のメリットを15個ほどまとめていきます。

1. 運転からの解放

当たり前ですけど、まずは運転から解放されるということですね。

特に毎日運転する人、長距離運転するときなど、ドライバーがいらないのはそれだけでも大きなメリットになります。

2. 交通事故の減少

自動車の交通事故は、90%以上が人為的なミスによるものと言われています。

物理的に避けられない事故もあるので事故がゼロになるということはないですが、交通事故の数は間違いなく大幅に減ります。

人間の視野は90〜120度ですが、自動運転システムは360度。

人間が危険を察知した時のブレーキの反応速度は平均で0.75秒と言われていますが、自動運転システムは 0.01秒以下といったレベルです。

人間が運転していたら死亡事故になっていたケースが軽症で済むという事例も出てくるでしょうね。

3. 渋滞の解消

渋滞もまた人間が原因で起こっているものがほとんどであり、自動運転システムが普及していくことで渋滞も大幅に減少する、というかほぼなくなるはずです。

完全自動運転の実用化は2020年以降になりますが、高速道路での自動運転システムは、前方車両への自動追従などがすでに実用化が始まっており、比較的早く普及していくはずです。

4. 自動車保険が安くなる

事故のリスクが大幅に減るので、自動車保険も安くなります。

今とはぜんぜん違う保険内容に変わってるかもしれませんね。

自動運転で自動車保険はどうなる?死亡事故が起きた時の責任は?

5. 障害のある人・高齢者の移動が楽になる

最近、高齢者の運転の安全性に関する話題が増えています。

免許返納をする人も増えていますが、田舎などでは車なしでの生活は難しい人もたくさんいます。

また、障害があって、自力での運転が難しい人もいますね。

自動運転はそういった人にも、安全な移動手段を提供します。

6. 過疎化地域の公共交通機関に

少子高齢化が進み、過疎化地域が増えたことの問題として、バスや電車などの公共交通機関が機能しなくなってきている問題が出てきています。

地方路線バス運営会社の9割が赤字経営と言われている状態ですから、何としても改善が必要な状態です。

日本では、ソフトバンクやDeNAが自動運転バスの開発・事業化に取り組んでいます。

SBドライブとは?自動運転バスを開発するソフトバンクグループの会社

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7. 輸送の効率性を高める

運送業界の労働環境が問題となっています。

その大きな要因が、ドライバー人口が足りていないことです。

日本だけでなく、アメリカでも年間5万人の輸送ドライバーが不足しているというデータが出ています。

運送業界の問題を解決するには、ドローンや自動運転を有効活用するしかありません。

すでにヤマト運輸がDeNAと提携して自動運転トラックによる宅配サービスの実証実験を神奈川県藤沢市などで始めています。

ロボネコヤマトでDeNAとヤマト運輸が無人宅配サービスを狙う

8. 最高速度制限の緩和

自動運転システムは人間よりはるかに反応速度が早く、F1レーサーをはるかに超える反応速度になります。

安全性が確認されれば、最高速度が大幅に緩和される可能性は高いです。

ただ、交通環境の整備なども必要になりますので、実際に緩和されるまでには時間はかかりそうですね。

9. 車を所持する必要がなくなる

特に都市部では、カーシェアリングサービスなどを利用すれば、自分の車を持つ必要性も薄くなります。

スマホで、ロボットカーを呼び寄せ、降りるときも自分で駐車する必要はありません。

アメリカのタクシー配車サービス『Uber』を筆頭に、大手自動車メーカーも無人タクシーの実用化に乗り出しています。

Uber(ウーバー)の自動運転の最新情報まとめ!無人タクシーの実用化へ

10. 駐車場を探す必要がなくなる

先ほど述べたように、駐車場を探す必要がありません。

降車した後に、車が勝手に駐車場を探してくれます。

駐車場がない場所でも気軽に降車できます。

11. 駐車場の有効活用

世の中の駐車場の50%ほどはほとんど使われていません。

自動車が空いてる駐車場を探してくれるようになれば、駐車場の無駄をなくすことができ、駐車場の数を減らすことができます。

その空いたスペースを駐車場以外の何かに有効活用できます。

そもそも、世の中の車の数自体が減ると予想されていますしね。

12. 環境への負担の軽減

自動車がEV(電気自動車)中心になる、自動車の数が減る、自動運転で運転の無駄がなくなる。

こういった要因によって、自動車が環境に与える負担を大幅に減らすことができます。

13. 景観が綺麗になる

自動運転システムの完全普及が進めば、道路標識などを減らすことができます。

そもそも、道路標識自体がもっとスマートなものになるはずです。

他にも、道路自体の設計も変わるでしょうし、ごちゃごちゃ感がなくなり、外の景観は今より綺麗になるでしょう。

14. 内部・外部のデザイン性の向上

現在の自動車のデザインは、人が運転するという前提のもと設計されています。

ですが、完全自動運転車ならその必要はありません。

数年前の時点で、グーグルカーと言われるハンドルもペダルもない自動運転車の走行実験をGoogleが行なっています。

Googleの自動運転の最新情報まとめ!グーグルカーは実用化されない?

今では想像できないような、『iPhone』のように既存のデザインに革命を起こすような製品の発売を期待しています。

Appleの自動運転の最新情報まとめ!AIシステムの開発に専念?

15. 車内で過ごす時間を有効活用できる

自動運転の実用化でよく語れるメリットの一つですね。

車内で仕事をしたり、ニュースを読んだり、映画を見たり、ゲームをしたり。

運転している時間が、それが生産活動・消費活動を行う時間に回るのは経済に好影響を及ぼします。

自動運転のデメリットとは?

自動運転はメリットばかりではありません、デメリットや課題、問題点もあります。

デメリットや課題、問題点に関しては別記事でまとめています。

自動運転の5つの課題・デメリット・問題点とは?

「問題点があるから自動運転は普及しない」ではなく、自動運転を普及させなきゃいけないものだから問題点を解決するために頑張っていくしかないですね。

自動運転にはデメリット以上に沢山のメリットがあるわけですから。